表情心理学という分野があるそうだ。
考えてみれば心理学については、随分前から様々な角度で学び続けている。13年ほど前にいい先生に出会ってから、時間をかけて少しずつ少しずつ理解を深めている。
ところで、ヨーガというのは急遽の心理学だと言われている。
何故ならヨーガとは「心を制御する方法論」だから。ヨーガスートラという経典に示されている。
私はヨーガの他に「顔ヨガのティーチング」をするようになって、自分が顔ヨガを通して「表情筋を動かすことを実践」してきました。
そして続けながら同時に興味を持ったのが、
「私はどんな表情を続けてこの顔になったのだろうか?」ということ。つまり、どんなマインドで過ごしてきたからこういう表情癖(顔)になっていったのか?ということ。
本来、微表情学とか表情学というと、人同士のコミュニケーションを円滑にするために微細な表情を読みとるというもの。
それを逆に辿れば、
「自分がどういう表情をよくしているのか」とか、「どんな感情の時にどんな顔をしていてどこを動かすのか」を知れば、感情とマインドの関係が分かってくるのではないか?ひいてはセラピーとして活用できるのでは?という閃きのような考えが湧いてきたのだ。
そうとなれば表情学の資料を片っ端から集めて、自分なりに探究してみたくなり。
自分の微細な感情と表情の関係性を知ることができれば、もし過去に何度も強い感情を持つことでコリや硬結のようなものができているとすれば、そこを解すことでリリースできるものがあるのではないか?と考えた次第。
相関関係を研究することで、自分を知ることになり、セラピーにもなり得るんではないかと私は感じている。
久しぶりに探究したいと思える分野ができた。体系化できたらモニターさんを募集できるかなぁ。個人レッスンに活用していけることが当分の目標。